近所づきあい

最近は郊外の方や田舎の方へも大型のショッピングモールができたりして高齢者や一人暮らしの人でも快適に便利に暮らせるようになってきました。
このように便利なお店が増えれば増えるほど、一人で十分生活できるようになります。
一人ぶんの食事を24時間開いている便利なコンビニやスーパーで買い求めることができるのです。

しかし、このような便利な社会が他の不便さを生み出しているのです。
一人で生活できる社会とはすなわち他の人からの助けがなくても生きていける社会です。
わからないことがあればインターネットで検索して調べることもできます。

こうして一人でなんでもできてしまうと人との関わりが煩わしく感じられてきます。
マンションの隣の人のことを何もしらなくても生活する上では不便がありません。

このようなコミュニティーの欠如というのは実は泥棒にとってはとても好条件なのです。
近所を空き巣や強盗が何食わぬ顔をして歩いていても住人は「怪しい人がいる」なんていうことに気が付きません。
近所に泥棒が侵入して屋根に登ったり塀をよじ登ったりしていても隣の家の人は「隣の人がなにか作業でもしているのかな?」くらいにしか思わないのです。

泥棒に狙われにくいまちにするためには近所の人たちの声かけはとても重要です。日頃から顔を合わせたら挨拶をするようにします。見慣れた人がいたら「なにかごようですか?」と声をかけるようにします。これだけでも泥棒は警戒をするようになるのです。

Comments are closed.